足首の捻挫のメカニズムについて

naihan

 

 足関節に限らず捻挫とは、本来関節の動かせる範囲を超えた時に発生します。 

 関節の無理な動きで骨と骨とをつなぐ靭帯が伸ばされて、部分的に切れたり完全に切れた状態を言います。

従って捻挫と言ってもその靭帯の損傷の状態により軽症から重症のものまであり、症状や治療方法が異なります。

足首の捻挫には「内反捻挫」と「外反捻挫」に分けられます。

患者さんが良く治療しに来院されるのは図のような外側のくるぶし周りを痛める「内反捻挫」になります。

  捻挫にもレベルがあり1度、2度、3度に分けられます。

      靭帯の状態      症状           治療          治療までの期間

 1度   小線維の断裂    腫れや痛み少々       包帯、テーピング     1~2週間 
 
 2度   部分断裂      腫れや痛み強い       テーピング、サポーター  2~4週間 
                歩行困難           ギブス

 3度   完全断裂     腫れや痛みが著しく強い     サポーター       6~12週間
               歩行不可能           ギブス、副木
               足首がグラグラと不安定     手術

部活やスポーツ、日常生活での転倒して足首を捻挫されたらすぐにアイシングをして太陽鍼灸整骨院へいらしてください