暑がりで冷えと無縁そうなタイプでも、実は冷えている場合がある。いわば隠れ冷え性だ。隠れ冷え性のサインは、(1)汗が多い、(2)上半身が熱い、(3)手足が火照るという3つ。
「汗が多い=代謝がいいと思い込んでいる人もいますが、それは誤解。つねに濡れた服を着ているような状態ですから、当然冷えやすい」
体温は額、口、脇の下で測るので、上半身が熱いと、体温は高く出やすい。
「でも上半身に熱が集まっているため、下半身は冷えている。理想とされる頭寒足熱の真逆ですから、体調不良で疲れやすくなります」
そして手足が火照る人も、隠れ冷え性かも。
「末端から盛んに放熱していると、肝心の深部体温が下がってしまう恐れがあるのです」
カラダは当然、平熱がベストコンディション。冷えがあると内臓などの働きが落ちるから、疲れやすくなるし、気になる免疫も下がる。 冷えの主因は、運動&筋力不足。筋肉は体脂肪を燃やして体温を保つヒーターのような存在でもある。
運動から遠ざかると筋肉が落ち、ヒーターの火力がダウン。体温が下がりやすい。コロナ禍で外出の機会が減ると、下半身を中心に筋肉が減りやすく、冷えやすい。スキニージーンズが似合う痩せ型の男性に、冷え性が多い理由がこれ。筋肉を増やそう。
そして、マッサージや鍼灸などの東洋医学も冷え性にとても効果あります。
今年の疲れは今年のうちに。体質改善していきましょう。
太陽鍼灸整骨院