梅雨から夏にかけて、「なんとなく体がだるい」「肩こりや頭痛がひどい」「寝ても疲れが取れない」といった不調を訴える方が増えます。実はこの時期の体調不良には、気圧の変化と冷房の影響が大きく関係しています。
この記事では、夏特有の不調の原因とその対策、そして整骨院でのサポート内容について解説します。
■ なぜ夏に不調が起きやすいのか?
① 気圧の変化による自律神経の乱れ
梅雨や台風の時期は、気圧が大きく変動します。人間の体は気圧の変化を受けると、自律神経がバランスを崩しやすくなります。その結果、以下のような症状が起こります。
- 頭痛
- めまい
- 肩こり
- 胃腸の不調
- 倦怠感
② 冷房による体の冷え
室内外の温度差が大きい夏は、冷房によって体の深部が冷えることで血流が悪くなります。特に首・肩・腰・足先などが冷え、筋肉が硬くなることで痛みやだるさが出てきます。
■ ご自宅でできるセルフケア対策
◎ 温める習慣を取り入れる
夏でもシャワーだけでなく湯船に浸かることが大切です。38〜40℃のぬるめのお湯に15分程度浸かると、自律神経が整いやすくなります。
◎ 冷房の設定を見直す
冷房の設定温度は外気温との差を5℃以内にしましょう。冷風が直接当たらないようにすることもポイントです。
◎ 適度な運動で血流を促す
軽いストレッチやウォーキングなどを日常に取り入れることで、冷えやコリの予防につながります。
■ 整骨院でできるサポート
当院では、夏特有の不調に対して以下のような施術を行っています。
- 手技療法(マッサージ・筋膜リリース)で血流改善
- 鍼灸や温熱療法(お灸)で自律神経を整える
- 骨格のバランス調整で姿勢改善と不調の根本ケア
不調を「夏だから仕方ない」と我慢せず、お早めにご相談ください。
■ 最後に
夏は意外にも体に負担のかかる季節です。気圧の変化や冷房による冷えからくる不調をそのままにしていると、秋以降に体調を崩す原因にもなります。
日々のセルフケアとあわせて、プロのケアを取り入れてこの夏を快適に過ごしましょう。
自己紹介:自身のサッカー経験で培った身体の知識と、トレーナーの方々から学んだ専門的な技術を活かし、患者様一人ひとりの痛みや悩みに真摯に寄り添い、根本的な問題解決を目指します。身体機能の回復だけでなく、精神的なサポートも重視し、患者様が心身ともに健康な状態で日常生活を送れるよう、全力でサポートいたします。
鍼灸師:渡部 創太(わたべ そうた)
保有国家資格: 鍼灸師