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野球肘ってどんな病気??小学生、中学生は特に注意を!

2020年03月21日

野球肘とは、野球の投球動作により肘を痛めるスポーツ障害の総称です。

他のスポーツと比べて、野球の投球ほど、肩や肘など身体の同じ部分に同じ力がかかり続けるスポーツ動作はありません。

この負担に加えて、成長期の小中学生の関節付近には、大人の成熟した骨に比べて明らかに弱い成長軟骨があります。

そのため、小学生の野球選手における野球肘の発生率は、20%にも及びます。

野球肘には、肘の内側に発生する内側側副靭帯損傷(内側型野球肘)と、肘の外側に発生する離脱性骨軟骨炎(外側型野球肘)の2種類があります。

内側型野球肘の方が頻度が圧倒的に高く、特に野球少年が多く罹患します。

 

図で示したように、投球動作によって肘の内側に離れようとする力が繰り返しかかることによって発生し、成長が終わった高校生以降では骨と骨をつなぐ靭帯自体が損傷され、少年期には靭帯が付着している成長軟骨付近の骨成分が傷みます。

しかし、重症となることは少なく、多くの場合は安静にすることで軽快します。

 

外側型野球肘は、肘の上の上腕骨と下の橈骨(とうこつ)が、投球動作でぶつかる力がかかり続けることで、雨だれがコンクリートをへこますがごとく、骨の表面にある関節軟骨を傷つけていきます。これが進行して発症し、発生頻度は低いものの、どんどん悪化する場合は手術が必要となることもあります。

 

心当たりのある方は、早期の治療開始をおすすめします。

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