肉離れとは、筋肉の一部が断裂した状態のことです!
肉離れは筋肉が収縮しているときに、引き伸ばされるような力がかかることで発症します。多くはスポーツによるもので、たとえば急に走り出したり、突然止まったり、ジャンプしたりするなどの動作をした場合に肉離れがよく起きます。
医学的には「筋挫傷」と呼ばれます。ふくらはぎや太ももなどの下半身の筋肉に起こることが多く、肉離れが起こると断裂部位に痛みが生じるため普通に歩くことが難しくなります。また、断裂部位に触れるとへこみを感じることもあります。
肉離れは筋肉が伸ばされた状態で収縮しようとすることで生じることがあり、急に走りだす、突然止まる、ジャンプして着地するなどの動作で起こることが多いです。
①原因
肉離れは筋肉が収縮している時に、逆方向に引き伸ばされるような力がかかると発症ことがあります。下半身の筋肉に起こることが多く、太もも(ハムストリングスや大腿四頭筋だいたいしとうきん)、内もも(内転筋)、ふくらはぎ(腓腹筋ひふくきん)の肉離れが代表的です。
スポーツをしている時に発症することがほとんどで、急なダッシュ、ストップ、ジャンプなどで起こることが多いです。筋肉が疲労した状態や加齢、ウォーミングアップ不足などによって起こりやすくなります。
②症状
肉離れの主な症状は断裂部位の痛みです。痛みは強く、歩行が困難になることもあります。また、断裂部位の変形(へこみ)や変色がみられることもあります。
肉離れによる腫れが大きい場合、血行が悪くなることで患部がしびれるコンパートメント症候群がみられることがあります。重度のコンパートメント症候群では、筋肉の壊死えしを引き起こすことがあります。
③応急処置
PRICES処置を最優先に行ってください!
PRICES処置は、Protect(保護)、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)、Stabilization/Support(安定/固定)の6つの頭文字をとった言葉です。肉離れが発生した現場で、医療機関を受診するまでの間に行います。
ただし、意識消失や大量出血があったり、脱臼や骨折などが疑われたりする場合などは直ちに救急車を呼び、けが人を動かさないようにします。
④予防
肉離れは筋肉の柔軟性が低下した状態で無理な運動をすると起こりやすくなります。マッサージやストレッチを十分に行い、肉離れの発症を予防するようにしましょう。
⑤当院では
肉離れ部位に対する物理療法、圧迫固定など様々な処置をすることが可能です!
物理療法は超音波、Hivolt、立体動態波、微弱電流、アイシングetc
もし、肉離れの際にはご来院下さい!
太陽鍼灸整骨院
03-5700-2302