肘の内側痛くないですか?尺骨神経障害かも!?

膝の内側の痛みに関しては尺骨神経障害の可能性があります!

尺骨神経障害は、主に手や腕に影響を及ぼす神経の問題です。尺骨神経は、肘の内側を通り、前腕から手の小指側まで広がっています。この神経が何らかの理由で圧迫されたり、損傷を受けたりすると、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。

尺骨神経障害の原因

尺骨神経障害の主な原因は、肘や手首の反復的な動作や、圧迫が加わる姿勢です。以下は一般的な原因の例です。

•長時間の肘の曲げ伸ばし:例えば、デスクワークや電話を長時間持つ動作など、肘を屈曲する姿勢が原因で尺骨神経が圧迫されることがあります。

•外傷:肘を打ったり、骨折した場合に尺骨神経が直接損傷することがあります。

•関節炎:関節の炎症により、神経に圧力がかかることがあります。

症状

尺骨神経障害の症状は、神経がどの程度影響を受けているかによって異なりますが、以下のような症状が一般的です。

•小指と薬指にしびれやチクチクする感覚

•手や指の筋力低下

•物をつかむ際に力が入りにくい

•手の細かい動きがしにくくなる

•肘から手首にかけての痛みや違和感

診断方法

尺骨神経障害の診断には、神経伝導検査やMRIなどが用いられることが多いです。また、医師による物理的な検査や触診によって、症状の範囲や原因を特定することができます。

尺骨神経障害の治療方法

治療方法は、症状の重さや原因に応じて異なります。一般的な治療法としては以下のようなものがあります。

1. 保存療法

軽度の神経圧迫であれば、肘を休めることや、装具を使用して肘を固定することで症状が改善する場合があります。また、姿勢改善やストレッチも効果的です。

2. 理学療法

尺骨神経障害のリハビリとして、神経の圧迫を減少させるためのストレッチや筋力トレーニングが推奨されます。当院では、専門的な理学療法とマニュアルセラピーを通じて、神経の圧迫を軽減し、症状の改善を図ります。

3. 手術

重度の場合や保存療法で効果が見られない場合、神経の圧迫を解除するための手術が検討されることがあります。

尺骨神経障害を予防するために

予防のためには、日常生活の中で肘に負担をかける動作を避けることが重要です。また、肘の姿勢に注意を払い、デスクワーク中に定期的にストレッチを行うことが効果的です。

当院では、姿勢のアドバイスや日常生活における負担軽減の指導も行っていますので、気になる方はぜひご相談ください。

まとめ

尺骨神経障害は、日常生活における繰り返しの動作や圧力が原因で発生することが多く、早期に対処することで症状の悪化を防ぐことができます。軽度な症状の場合でも、適切な治療と予防が重要です。当院では、物理療法やマニュアルセラピーを用いて、神経の圧迫を緩和し、患者様の健康をサポートします。

 

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太陽鍼灸整骨院

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