サッカー中の足関節捻挫は早期対応が重要!
サッカーでは足関節捻挫が非常に多く発生します。適切な処置を行わないと、回復が遅れたり再発のリスクが高まるため、早期対応が重要です。今回は、足関節捻挫の原因や対処法、予防策について解説します。
サッカーにおける足関節捻挫の原因とは?
サッカーでは素早い動きや急な方向転換、接触プレーが多いため、足関節捻挫が起こりやすくなります。特に以下の状況で発生しやすいです。
•相手との接触:タックルを受けたり、足を踏まれることで捻挫する
•ジャンプの着地ミス:シュートやヘディング後の着地で足をひねる
•急激な方向転換:切り返しやフェイント時に足首が内側や外側に強く捻られる
こうした動作で足関節に強い負荷がかかると、靭帯が伸ばされ、捻挫が発生します。
足関節捻挫をしたらどうする?応急処置と治療法
捻挫をした直後は、適切な処置を行うことで回復を早め、悪化を防ぐことができます。
1. 応急処置(POLICE処置)
近年、従来のRICE処置に代わり、POLICE処置(Protection:保護、Optimal Loading:適度な負荷、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)が推奨されています。
•保護(Protection):サポーターやテーピングで足首を固定し、悪化を防ぐ
•適度な負荷(Optimal Loading):適切なタイミングでリハビリを開始し、回復を促す
•冷却(Ice):腫れや痛みを抑えるために、氷を15〜20分あてる
•圧迫(Compression):テーピングや包帯で固定し、腫れを防ぐ
•挙上(Elevation):心臓より高い位置に足を置き、血流を調整
2. 早期回復に向けた治療
•整骨院や医療機関で適切な治療を受ける
•超音波治療や手技療法で回復を促進
•リハビリで足首の可動域や筋力を回復させる
適切なリハビリを行わないと、足首が不安定になり、捻挫を繰り返す可能性が高くなります。
サッカー選手が足関節捻挫を予防するには?
捻挫を防ぐためには、事前のケアやトレーニングが重要です。
1. 足首のストレッチ・筋力強化
•ふくらはぎや足首周りのストレッチで柔軟性を高める
•チューブトレーニングや片足バランス運動で足首の安定性を向上させる
2. テーピングやサポーターの活用
試合や練習時にテーピングを巻くことで、足首を固定し、ケガのリスクを減らせます。
3. 適切なシューズを選ぶ
サポート力のあるシューズを選び、フィット感を重視することで足首のブレを防ぐことができます。
捻挫を繰り返さないために、適切なケアを!
サッカーでは足関節捻挫が発生しやすいですが、適切な応急処置と治療、予防策を行うことで再発を防ぐことができます。
もし捻挫をしてしまった場合は、早めに当院へご相談ください!
超音波治療やリハビリで、早期回復をサポートします。しっかり治して、安心してプレーできる足を取り戻しましょう!
太陽鍼灸整骨院
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