ここ最近、気温が上がってきていますよね!
熱中症とは、気温や湿度が高い環境下で体温の調整がうまくいかず、めまいやだるさなどさまざまな症状が起こる状態をいいます。
この季節の変わり目になりやすい疾患です🥵
①熱中症とは?
暑い環境に体が適応できず体温の調整がうまくいかなくなる、汗をたくさんかくことで体内の水分や塩分のバランスが崩れることが原因となります。
主な症状は、めまい、だるさ、吐き気・嘔吐などです!
②なった時の対策
涼しい場所に移動し、応急処置を行います。
衣服は基本的には脱がせて熱がこもりにくいようにしてください。
応急処置を行っても症状が改善しない場合はすぐに医療機関を受診してください。
また熱中症は炎天下で運動したような場合だけでなく、高齢者が熱帯夜にエアコンを使用せず寝ているうちに室内で発症する可能性もあります。
熱中症になる要因には、以下のようなものが挙げられます。
- 気象条件(気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)
- 65歳以上または15歳未満
- 持病がある(心臓疾患、肺疾患、精神疾患、高血圧、糖尿病、認知症など)
- 肥満
- もっとも暑い日中の行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の野外作業、水分摂取の機会が少ない)
- 健康状態がよくない
- エアコンなどの空調設備を使用していない
など
③予防
こまめに水分や塩分を補給することが重要です。室内ではエアコンや扇風機などの使用を心がけましょう。気温の高い日には、日中の外出はできるだけ控えることも大切です。
屋外では日傘や帽子を使用したり、日陰に入ってこまめに休憩を取ったりするようにしましょう。2021年からは、熱中症の危険が極めて高いと予測された地域に環境省と気象庁が注意を呼びかける“熱中症警戒アラート”が運用されているため、そういった情報を踏まえて気温の高い日にはできるだけ日中の外出を控えることも大切です。また、屋内で過ごしている場合にも熱中症に注意が必要です。室温をこまめに確認しながら、扇風機やエアコンで温度を調節するなどして、屋内でも熱中症予防を心がけましょう。
また、屋外、屋内にかかわらず、こまめに水分や塩分を補給することも重要です。高齢者は脱水になりやすく、自分で気付きにくいことも多いため、経口補水液を定時に飲むことも熱中症予防につながります。
太陽鍼灸整骨院
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