寒暖差による身体の変化

10月となり秋らしくなってきましたが、皆様の体調はいかがでしょうか。

今回はこの寒い時みなさんが家に帰ってしたい　”入浴”  との注意点についてです。

気温が低くなると身体への影響が出てきます。身体は「冷え」を感じると、交感神経が優位に働いて身体の熱を逃がさないようにするため、全身の血管が収縮します。このことにより、血圧は上昇します。
冬は自宅などの屋内は暖房器具で暖められているため、身体の血管は拡張します。そうすると逆に血圧は下がります。血圧の下降が著しければ、脳血流量は低下し、眩暈やふらつきといった症状がでることも。そのため、気温差には特に気を付けていただきたいです。

温差・寒暖差が身体に影響を及ぼすため、普段の生活の中で気を付けなければならないのは入浴により起こりやすくなる “ヒートショック” です。

日本医師会ではヒートショックについて「急激な温度の変化で身体がダメージを受けること」としていますが、急激な気温差によって血圧が乱高下し、脈拍の変調を来し、様々な症状が出現します。

そのため、体が冷えている状態で直ぐの入浴はできるだけ控えて頂きたく思います。

これから週や朝晩と昼によって寒暖差が出てきやすくなるため、体調管理にはどうぞお気をつけて下さい。

太陽鍼灸整骨院