冷房病にご注意です。

最高気温が35℃を超える猛暑日も決して珍しくない日本の夏。熱中症を防ぐうえでもクーラーは欠かせない存在ですが、その半面、クーラーによる体の不調を訴える人も増えています。なんだか体がだるい、疲れやすいと感じたら、それは冷房病(クーラー病)の症状かもしれません。女性の場合は重症化すると、生理不順や重い生理痛につながることも。夏はノースリーブに素足と、薄着になりがちですが、予防のためには冷気になるべく肌をさらさないことが鉄則です。

室内と室外の温度差を5℃以内にキープし、自律神経が正常に機能する環境を整えることがポイントです。クーラーの設定温度の目安は25~28℃です。一日中冷房の効いた環境にいると、寒さに対する感覚が鈍くなる恐れがあります。必要以上に体を冷やすことにもなりかねませんので、朝晩の涼しい時間は扇風機に切り換えるなどの工夫も必要です。

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