夏バテにご注意です!

なが~い梅雨が明け、いよいよ夏本番です。

日本の場合、夏特有の環境、つまり「高温多湿」の環境が原因で、体の働きが正常に機能しなくなって起こる体調不良のことを、総じて「夏バテ」と呼びます。

では、夏バテにどうしてなってしまうのでしょうか?

私たちは暑さを感じると体温が上昇しますが、汗をかくことで体温を下げるよう、体温を調節しています。

しかし、大量の汗をかく夏は水分だけでなく、ナトリウムやミネラルなど、体にとって必要な栄養素も、多く排出してしまいます。 汗をかくのは自律神経の働きによるもので、分かりやすくいえば、汗をかくように働くのが交感神経、汗をかかないように働くのが副交感神経です。

また、胃腸の動きを止める方向に働くのが交感神経、胃腸の動きをスムーズに整えるのが副交感神経です。

しかし、真夏の屋外の気温や湿度と、空調のきいた屋内との気温や湿度の差を繰り返し感じることなどによって、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。すると、体温調節が上手くできなくなるだけではなく、胃腸障害や睡眠障害などを起こすことが、夏バテの原因だといわれています。

しっかりサポート食事を摂り、しっかり睡眠を取り、適度に運動をして、夏バテに注意して暑い夏を乗りきりましょう!

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