加湿器肺炎をご存知ですか?

東京都心では、連日のように乾燥注意報が出ていますね。空気が乾燥すると、喉や鼻の粘膜が弱り防御機構が低下するため、風邪などのウイルスに弱くなります。

そこで、湿度を保つために加湿器を利用されている方は多いのではないでしょうか?

しかし、使用法によっては加湿器が原因で肺炎になることがあります。

加湿器肺炎は、加湿器の中に発生したカビや菌などを吸い込むことで起こります。吸い込んだカビや菌自体は病原性が弱く、肺に直接炎症を起こさせることはないですが、肺や気管支がアレルギー反応を起こすことが原因となります。

加湿器肺炎を予防するには普段のお手入れが大切になってきます。

タンクに入れた水道水は、半日ほど経つと残留塩素が抜け、雑菌が繁殖しやすくなります。

水は毎日替えることともに、入れ替える際は水を少し入れて振り洗いすることがポイントです。

また、水道水は一般的に塩素処理されているので、雑菌が繁殖しにくいものに対し、ミネラルウォーターや浄水器の水などを使用すると、雑菌が繁殖する原因になるため、必ず水道水を使用してください。

正しい使用法で冬の乾燥を乗り越えましょう。

太陽鍼灸整骨院