免疫力をアップさせましょう!

免疫力をアップして健康な体を目指すには、体を温めて体温を上げるのが効果的です。
免疫細胞つまりは白血球は、血液の中に存在します。血液にのってこの白血球が身体を巡ることで体内を巡回し、異物から守っています。
体の冷えなどによって体温が下がると、血管が収縮して血行が悪くなります。すると、体内に異物を発見しても、それをすばやく攻撃する白血球が集まりにくくなり、ウイルスや細菌を攻撃することができず病気を発症してしまいます。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度といわれていますが、現代人は低体温傾向にあると言われています。
免疫力は、体温が1℃下がると30パーセント低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップするといわれていて、体温を上げることの重要性がよくわかります。

‐‐‐‐‐日常生活でできる体温アップの方法‐‐‐‐‐

●食生活の見直し
食べ物には身体を温める食べ物と冷やす食べ物があります。これらを賢く選ぶことが、体温管理には重要となります。 体を冷やす食材を摂る場合は、加熱調理をしたり、体を温める性質のある食材と一緒に摂ったり、香辛料や香味野菜を添える、発酵させるといった工夫でうまくバランスを取ると良いです。
●入浴方法の見直し
シャワーだけではすまさず、湯船に入ることを心掛けましょう。湯船に10分程度浸かれば、湯上りには体温が1℃ほど上がります。 湯船は42℃以上の熱い湯だと交感神経が刺激されて体が興奮・緊張状態になってしまうため、41℃以下に。時間がある時は、38~40℃ほどのぬるめの湯に胃のあたりまで浸かる「半身浴」を20~30分ゆっくり行うのも効果的です。 また、40℃程度の湯を洗面器に汲み、冷めないよう時々さし湯をしながら行う「足湯」も20~30分行うと全身を温める効果があります。
●継続的に運動する
加齢や運動不足によって、体の熱を生産する筋肉量が低下すると、体温も下がってしまいます。30分間のウォーキングなど適度な有酸素運動を毎日続け、筋肉量のアップを図りましょう。ただし、激しい運動のしすぎは逆に免疫力を低下させてしまいます。適度な運動を継続的に行うことを目指しましょう!

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