
【夏季うつの主な原因】(西洋医学的)
① 自律神経の乱れ
- 暑さやエアコンの冷えで交感神経が過剰に緊張
- 夜も気温が高くて睡眠が浅くなりやすい
- 体温調節がうまくいかず、疲労が蓄積
② 日照リズムの乱れ
- 朝から強い光を浴びることで体内時計がずれる
- メラトニンとセロトニンのバランスが崩れる → 気分が不安定に
③ 水分・ミネラル不足
- 発汗過多で脱水状態に → 脳や神経のパフォーマンスが落ちる
【東洋医学的な原因】
「心(しん)」の消耗
夏は「心(しん)」の季節 → 感情をコントロールする臓腑が疲れやすい
→ 焦り・不安・寝つきの悪さ・動悸などが出やすい
「脾(ひ)」の虚(弱り)
冷たいものの摂りすぎ・胃腸の機能低下
→ 気血が作れず、心神(しんしん)=精神も弱る
「湿邪(しつじゃ)」の停滞
日本の夏は高温多湿 → 体に湿がたまってだるさ・気分の重さが出る
→ これが「やる気出ない」「疲れが抜けない」状態につながる
【鍼灸治療のポイント】
① 自律神経のバランス調整
→ 副交感神経を優位にして、リラックスさせる
ツボ例:神門、内関、百会、太衝、印堂
② 「脾・心・肝」の調整(東洋医学の三本柱)
- 脾虚改善:胃腸の働きを助け、気を補う
→ 足三里、中脘、脾兪 - 心火の鎮静:焦りや不眠を改善
→ 神門、陰郄、心兪 - 肝気の疏通:イライラ、抑うつに
→ 太衝、肝兪、百会
③ 「湿(しつ)」を抜く:重だるさ・無気力対策
→ 体にこもった湿熱を発散しやすく
→ 陰陵泉、豊隆、水分、合谷
【セルフケア】
① 朝日を浴びる(体内時計を整える)
- 朝起きたら5〜15分、太陽の光を浴びる
- セロトニン(幸せホルモン)分泌が促進される
体と心が朝モードに切り替わるよ
② 冷たいものを摂りすぎない(脾を守る)
- アイス・冷たい飲み物は胃腸を弱らせて「脾虚」に
- 常温〜ぬるめの飲み物を中心に
- 冷房でお腹や足を冷やさないよう、腹巻き・靴下も◎
③ 食事で「気」と「血」を補う
疲れ・無気力は「気虚・血虚」からくることが多い
おすすめ食材:
- 気を補う:山芋、かぼちゃ、米、枝豆、鶏肉
- 血を補う:レバー、黒ごま、ほうれん草、なつめ、プルーン
冷たいサラダより、蒸し野菜や温野菜をプラスしてね
④ 汗をかいたら「水分+ミネラル」補給
- 汗でミネラルが抜けると、自律神経が乱れる
- 水・麦茶・梅干し・味噌汁などがおすすめ
→ スポーツドリンクより、自然な塩分のあるものを意識
⑤ 夜はスマホ・カフェインを控えて「陽を鎮める」
- 東洋医学で夏は「陽」が強すぎてバランス崩れる
- 寝る前2時間はブルーライトをカットして、副交感神経に切り替え
→ 部屋を暗めにして、深呼吸やお灸もおすすめ◎
⑥ ツボ押し&お灸でセルフケア
- 神門・内関・足三里・百会・太衝などをやさしく押す
- お灸なら「足三里」「三陰交」「陰陵泉」などを温める
→ 1日1〜2か所でもOK!
夏のだるさや、落ち込みがある方、、
少しでも気になる事がある方はぜひ当院までお問い合わせ下さい!
自己紹介:幼少期から体操競技に打ち込む中で、数多くの怪我を経験し、その度にトレーナーの方々の献身的なサポートに救われました。この経験から、私も同じように苦しむ方々の力になりたいと強く思い、この業界を目指すことを決意いたしました。自身の競技経験で培った身体への深い理解と、トレーナーの方々から学んだ知識・技術を基に、患者様一人ひとりの症状に真摯に向き合い、最適な治療を提供いたします。身体機能の回復はもちろんのこと、患者様の心のケアも大切にし、寄り添う治療を心がけております。 保有国家資格: 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師:上野 七海(うえの ななみ)
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