1.首こりからめまいになる原因
①不適切な姿勢
長時間の悪い姿勢(猫背、前傾姿勢など)は、首周囲の筋肉に負担となり、首こりが起こります。
日常生活の中でスマフォやパソコンを操作する際、少しうつむくような姿勢で操作している方は注意が必要です。
成人の頭の重さは約4〜6kgあり、首周囲の筋肉や骨で頭の重さを支えていますが、頭が前に傾けば傾くほど、首にかかる負担は大きくなります。
本来の人間の首は、重い頭を支えるために緩やかなカーブを描いており、その姿勢が首に1番負担が少ない姿勢です。
日常生活でスマフォの操作時間が長い方や、前傾姿勢で長時間作業する職業の方は、首がこりやすく、めまいや頭痛が起きやすいです。
また、悪い姿勢になりやすいのは身体に合わない寝具も影響します。
体に合っていない枕は寝ている間に首への負担となっている可能性があります。
枕は高さや柔らかさなど、自分の身体に合ったものを選ぶことも大切です。
②自律神経の乱れ
ストレス状態が続くと、自律神経が乱れ、筋肉の緊張を引き起こし、そここらめまいや頭痛が起きてしまう事もあります。
そもそも自律神経とは、血圧や呼吸数などを調整し、自律的に身体の中のバランスを整えるものです。
自律神経が乱れると、身体機能のバランスが崩れ、全体的に血流が悪くなります。
その為、首周囲の血行も悪くなり、首こりの症状を引き起こします。
自律神経が乱れないためにもストレスはため込むまえに上手く解消しましょう。適度な運動や趣味の時間を増やす事なども良いでしょう。
③長時間のパソコン作業
長時間のパソコン作業は、首こり以外にも眼精疲労にも繋がります。
リモートワークが増える近年、今までオフィスで仕事をしていた方も、自宅で仕事をする機会が増えたでしょう。
しかしリモートワークは、パソコン作業に向かない机やイスを使っている方も多く、整った環境ではない場合も多いです。
パソコン作業に向かない机やイスは、姿勢が悪くなりやすく、気づかないうちに身体に負担がかかっています。
同じ姿勢で座っている時間が長くなるため、首周囲だけでなく、肩や腰の筋肉も凝り固まるでしょう。
長時間ディスプレイを見続けると、目の筋肉が疲れるために、眼精疲労を引き起こします。
画面の見えづらさを感じると前傾姿勢になり、さらに姿勢が悪くなりやすいです。その為、首こりの原因になります。
まずは作業環境を整えることも大切です。
首こりは、めまいや吐き気、腕の重だるさ、やる気が出ないなど、心身にさまざまな症状が現れます。
例えば、頭全体が締め付けられる痛みがある、頭痛が続いていてつらいなどです。
上記のような頭痛を感じる方は、首こりが原因の可能性があります。
めまい、首こり、頭痛に悩みがある方はぜひ当院をご利用下さい!