朝晩は肌寒く、日中は暖かいような今日この頃の気候です。
季節の変わり目になると、昼と夜、昨日と今日で寒暖差が大きくなります。 その寒暖差が10℃以上にもなる事も時々あります。
寒暖差で体調を崩している人も少なくありません。 ではいったいなぜ、極端な寒暖差は身体を不調にするのでしょうか?
10℃以上の気温差がある場合、体温を一定に保つために自律神経が過度に働くようになるので、それによって疲労を感じてめまいやふらつき、不眠症など、自律神経の不調をきたす可能性があります。
さらに、寒暖差による血流の変化は、深刻な病気にも繋がってしまいます。ヒートショックもその一つです。血管が収縮すると血液が凝縮されて濃くなり、血栓ができやすくなります。 たかが寒暖差といっても油断は禁物です。脳梗塞や心臓疾患など命をも脅かす事もあるので十分な注意が必要です。
☆急激な寒暖差に対応するには☆
●服装に気をつける 季節の変わり目など気温の変化が大きい季節は、長袖や首元を温かくするストールなどを持ち歩いてこまめに体温調節をします。
特に首元を冷やさないようにしましょう。太い血管が通っている首元は外気の影響を受けやすいので、ストールなどで首元を覆う事で急激な身体の変化を和らげる事ができます。
女性の場合は男性と比べて筋肉量が少ないという事もあって、足元が冷えやすいです。脱いだりはいたりできるレッグウオーマーがあるといいでしょう。
●湯舟につかる 急に熱いお湯に入ってしまうとかえって体調が悪くなってしまう事があるので、ぬるめのお湯に10分以上ゆっくり入浴します。
38℃~40℃のお湯で10分以上入浴するのがいいでしょう。
それ以上熱いと血圧と心拍数が急激に上昇してしまうため、心臓や血管に負担が掛かるためにヒートショックを起こしやすくなってしまいます。
●寝る前の水分補給 夜から朝にかけて気温が低くなるうえに、睡眠中は身体の水分が失われていきます。
気温の変化とドロドロになった血液で脳梗塞などのリスクが高まります。
寝る前には水分を摂ってから布団に入りましょう。
太陽鍼灸整骨院
03-5700-2302

柔道整復師:吉野元晶(よしの もとあき)
自己紹介:学生時代ソフトテニスに打ち込む中で腰部を痛め、その際、近隣の接骨院にて専門的な治療を受け、劇的な回復を経験いたしました。この実体験を契機に、人体の構造と機能、そして治療の奥深さに感銘を受け、柔道整復師の道を志しました。長年の臨床経験を通じて、多岐にわたる症例と向き合い、患者様一人ひとりの症状に合わせた最適な治療を提供することに尽力しています。
保有国家資格: 柔道整復師