「最近、首や肩が重だるい」「呼吸が浅くなって疲れやすい」
その不調、実は“夏の姿勢の崩れ”が原因かもしれません。
冷房やスマホ時間の増加など、夏は意外にも猫背・巻き肩・スマホ首(ストレートネック)が悪化しやすい季節です。この記事では、夏に姿勢が崩れる理由と、その対策について解説します。
■ 姿勢が崩れる夏の生活習慣とは?
① 冷房による筋肉のこわばり
夏場は冷房の効いた室内で過ごす時間が増えます。体が冷えると、筋肉が緊張し、血流が悪くなりやすくなります。特に肩甲骨周りや首の筋肉が硬くなり、姿勢を保ちにくくなります。
② 長時間のスマホ・タブレット操作
暑さで屋外活動が減り、スマホやタブレットを見る時間が増えると、自然と顔が前に出て、背中が丸まった姿勢になりがちです。これが「スマホ首」や「巻き肩」の原因になります。
③ 運動不足
暑さのせいで運動習慣が減ると、体幹や背中の筋力が低下し、姿勢を保つ力が弱くなります。
■ 姿勢が悪くなると起こる体のトラブル
• 首こり・肩こり・頭痛
• 呼吸が浅くなり、疲れやすい
• 自律神経の乱れ(不眠・だるさ)
• 腰痛や膝の痛みにつながることも
■ 自宅でできる!簡単姿勢リセット法
◎ 肩甲骨ほぐしストレッチ(1日3回)
1. 両肩を耳に近づけるようにすくめる
2. 後ろにぐるっと回しながらストンと落とす
→ 肩の位置がリセットされ、巻き肩を防げます。
◎ 胸を開く深呼吸(仕事や家事の合間に)
1. 手を腰に当て、胸を開くように姿勢を正す
2. ゆっくり5秒かけて鼻から吸って、口から吐く
→ 自律神経が整い、姿勢を保ちやすくなります。
■ 整骨院でできる姿勢改善サポート
当院では、姿勢の崩れに対して以下の施術を行っています。
• 手技療法で筋肉のこわばりをほぐす
• ストレートネックや巻き肩に対する調整
• 骨格のバランス調整と日常生活のアドバイス
「なんとなく不調…でも病院に行くほどじゃない」と感じている方こそ、体の土台である姿勢のチェックをおすすめします。
■ 最後に
姿勢の乱れは、見た目だけでなく、体の不調や疲労感にも大きく影響します。特に夏は気づかないうちに姿勢が崩れやすい季節。
小さな意識と、専門的なケアで、快適な毎日をサポートしていきましょう。
自己紹介:自身のサッカー経験で培った身体の知識と、トレーナーの方々から学んだ専門的な技術を活かし、患者様一人ひとりの痛みや悩みに真摯に寄り添い、根本的な問題解決を目指します。身体機能の回復だけでなく、精神的なサポートも重視し、患者様が心身ともに健康な状態で日常生活を送れるよう、全力でサポートいたします。
鍼灸師:渡部 創太(わたべ そうた)
保有国家資格: 鍼灸師