冬になると「顔がカサつく」「粉ふきが気になる」「スキンケアがしみる」という乾燥肌のご相談が増えます。
実は、乾燥肌は“保湿不足”だけが原因ではなく、血流・自律神経・体の内側の水分バランスが深く関係しています。
今回は、鍼治療で乾燥肌にどんなアプローチができるのかをご紹介します。
◆ 1. 血行を促して肌のターンオーバーを整える
乾燥している肌は、血流が悪くなり、栄養や水分が届きにくい状態になっています。
鍼で顔や全身の血行を良くすることで
● 新しい皮膚が作られやすくなる
● 粉ふき・赤み・ゴワつきが減る
といった改善が期待できます。
よく使うポイント
- 四白(しはく)
- 下関(げかん)
- 迎香(げいこう)
- 合谷(ごうこく)
これらは顔の巡りを良くする代表的なツボです。
◆ 2. 自律神経を整えて「潤いを作れる肌」へ
乾燥肌は、睡眠不足・ストレス・冷えなどで自律神経が乱れた時に悪化することが多いです。
手足やお腹への鍼で交感神経の過緊張をやわらげることで、
● 肌のターンオーバーが正常化
● 皮脂と水分のバランスも安定しやすくなる
というメリットがあります。
使用例
- 太衝(たいしょう)…ストレスによる緊張を緩める
- 天枢(てんすう)…お腹の巡りを改善
- 三陰交(さんいんこう)…冷え改善、ホルモンバランス調整
◆ 3. 東洋医学では「肺」「腎」の弱りが乾燥の原因に
東洋医学では、皮膚は「肺」とつながり、
身体の“潤い”の土台は「腎」が担っています。
冷え・疲労・乾燥した空気の影響でこれらが弱ると、
肌が乾燥しやすくなると考えます。
鍼で臓腑の働きを整えることで、
体の内側からしっかりと潤いを生み出すサポートができます。
使うツボ例
- 列缺(れっけつ)…肺の潤いアップ
- 太渓(たいけい)…腎の働きをサポート
- 湧泉(ゆうせん)…全身のエネルギーを補う
◆ 4. 乾燥を悪化させる日常習慣にも注意
鍼治療の効果をしっかり出すために、生活の中で気をつけたいポイントは以下のとおりです。
- コーヒー・お酒の飲みすぎ
- 熱すぎるお風呂
- 洗顔のこすりすぎ
- 寝不足・ストレス
- 室内の乾燥(加湿が大事!)
鍼で整えた状態を、日常習慣でキープしてあげると効果が持続しやすくなります。
◆ まとめ
乾燥肌はスキンケアだけでは限界があり、
体の内側から整える鍼治療はとても相性の良いケア方法です。
✔ 血流改善で肌の代謝UP
✔ 自律神経を整えてターンオーバー安定
✔ 肺・腎を整えて内側から潤い補給
「保湿しても乾燥が治らない」「冬になると肌が荒れる」
そんな方は、ぜひ鍼治療を試してみてください。
乾燥や赤みのご相談はいつでもお気軽にどうぞ!
太陽鍼灸整骨院では、患者様の要望に合わせた施術をご提案し、患者様に選択していただきます。
気になる方はぜひ当院までお問い合わせください。
自己紹介:幼少期から体操競技に打ち込む中で、数多くの怪我を経験し、その度にトレーナーの方々の献身的なサポートに救われました。この経験から、私も同じように苦しむ方々の力になりたいと強く思い、この業界を目指すことを決意いたしました。自身の競技経験で培った身体への深い理解と、トレーナーの方々から学んだ知識・技術を基に、患者様一人ひとりの症状に真摯に向き合い、最適な治療を提供いたします。身体機能の回復はもちろんのこと、患者様の心のケアも大切にし、寄り添う治療を心がけております。 保有国家資格: 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師:上野 七海(うえの ななみ)
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