今回は偏頭痛についてです。
偏頭痛とは頭の片側に発作的に痛みが出現する頭痛のことを指します。
痛みは激しく、ズキズキ、ガンガンといった拍動性の痛みを伴うのが特徴です。
また、光や音にも過敏に反応してしまい発作がでると実生活に相当の影響を及ぼしてしまいます。
様々な研究がされていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
ストレスや気圧の変動、チーズや赤ワインなどチラミンが多く含まれるものを摂りすぎるといった発作の引き金となる要素はいくつかあるようです。
しかし、発作は突然やってきてコントロールが難しいのです。
そんな厄介な偏頭痛発作に有効なのが鍼治療です。
偏頭痛持ちの患者さんに鍼治療を定期的に施すという実験をしたところ、発作がでる回数が減ったという研究があるのです。
つまり、鍼治療には偏頭痛発作を予防する効果があるということです。
偏頭痛持ちの患者さんは多くが痛み止めや発作の予防薬で薬漬けになっていることが多いです。
鍼治療を併用すると薬の量を減らすことにもつながるので、偏頭痛持ちの方は定期的な鍼治療をオススメしますよ!
何よりも大切なのは予防です!
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