熱中症に注意しましょう!

連日、熱中症でたくさんの方が救急搬送されているというニュースが流れています。

熱中症の救急搬送は梅雨明けの時期から上昇し、お盆辺りにピークを迎え、発症時刻は12時~15時が最も多いそうです。

熱中症=高齢者のイメージが強いですが発症数をみると、実際は運動中や仕事中の10代~壮年男性の比率が高く、男性は熱中症のリスクの一つだそうです。

逆に日常生活の中で起こる熱中症は高齢女性が多いそうです。体力がないうえに、水分や塩分を身体の外に出す作用がある降圧剤を飲んでいるなど、複数のリスクが重なるからです。

熱中症の重症度は1度~3度に分類されます。 軽度の1度の症状は「めまい、立ちくらみ、生あくび、こむら返り」などです。身体を冷やし、水分とナトリウムを補給しましょう。

2度は「頭痛、吐く、倦怠感、集中力の低下」などがみられる「熱疲労」の状態です。この場合は即、病院を受診しましょう。

3度さらに進み、「足がもつれる、暴れだす、呼びかけに目を開けるが応えない、痛み刺激にしか反応しない」など意識障害が生じます。即、救急車を呼びましょう。

熱中症の治療は冷却と水分・塩分補給ですが、予防と早期対応が大切です。 太い血管やリンパ管が通っている手首、首筋、脇の下を冷やし、水分・塩分補給をして、しっかり熱中症対策をしましょう!

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