コロナの影響で、子供だけでなく大人の方の運動も制限されていました。
ようやく自粛も明け、ジムやスポーツクラブも復活し始めたと思います!
ここで注意したいのは2.3ヶ月ぶりに・・・という間が空いてしまったことによる怪我です。
今回はテニスをやる方に多い、外側上顆炎(テニス肘)の予防についてです!!
予防には、手を使い過ぎないということが一番ですが、以下のようなケアをしっかり行うと、発症予防や症状の改善に効果的です。日頃からこまめに行うように心がけましょう。
1.肩や腕のストレッチ
ストレッチはテニス肘の予防だけでなく、痛みの緩和にも効果があります。
「肘をピンと伸ばした状態で手首を曲げ、30秒間静止した後リラックス」というストレッチを数回繰り返すと良いでしょう。腕全体や手首をゆっくり回すだけでも効果があります。
2.筋力トレーニング
症状が長引き、慢性化したテニス肘は、筋力を強化するためのトレーニングが有効です。
軽めのダンベル(重さ1㎏程度)やチューブを使い、手首の関節の曲げ伸ばし運動を行います。ただし、痛みや熱感などのある時は、症状が悪化する恐れがあるため、行うのは止めましょう。
3.サポーターまたはテーピング(肘、手首)
肘や手首にかかる衝撃を吸収することができるサポーター(テーピング)は、日常生活で発症したテニス肘にも効果がありますが、特にテニスなどのスポーツが原因で発症したテニス肘には有効です。幅が広いタイプと狭いタイプがありどちらも市販されているので、使いやすいものを試してみると良いでしょう。
4.アイシング(冷却)または患部の温め
痛みが出始めた急性期は、熱を持っている状態なので、氷などで患部を冷やすと痛みが和らぎます。ただし、痛みが数ヶ月に及び、慢性化してしまった場合にはアイシングは逆効果。温めることで痛みが軽くなるので、お風呂で温めるのもおススメです。
いきなりはじめるのではなく、このような事を気にしてみてください(^^)!
もしも痛みが出てしまったら、早めにご相談ください!!