湿度と体調の関係性。

ジメジメと湿度の高い不快な日の多い今日この頃です。

 

天候によって体調や症状が左右される事を気象病と呼びます。

湿度は高すぎても、低すぎても身体に何らかの影響が現れます。

 

一般に40%~60%が快適な湿度とされています。

 

40%以下だと、乾燥して皮膚や粘膜が乾きやすくなり、風邪などの感染症を起こしやすくなります。

また、交感神経が優位となり頭痛、肩こり、イライラなどの症状が出やすくなります。

 

逆に70%以上になると、副交感神経が優位になります。副交感神経だと、身体にとって良いのでは?と思われますが、特に近年では晴れと雨を繰り返す事が多く、気圧の変化も激しいために自律神経の乱れも急激になりがちなのです。

その為に、副交感神経優位つまりリラックスモードが極端になり、無気力、身体がだるい、食欲不振などの症状が現れます。

湿気の影響で汗腺が覆われ、汗が出にくくなり、体内に水分が溜まりやすく、水分代謝が悪くなります。その結果、血液の流れも悪くなってしまいます。

 

東洋医学では、このような体調に影響を及ぼす過剰な湿気を湿邪と呼びます。 湿邪は脾臓を傷め、気の流れを阻害して、胃腸の働きが悪くなり、老廃物を身体に溜め込ませます。

そして、湿邪は重く、下に溜まりやすい性質があり、特に下半身に影響を及ぼします。 その為に、食欲不振、消化不良、下痢、胃が重苦しいなどの症状や、身体がだるい、足がむくむ、足先が冷えるなど、またやる気がでない、集中力が続かないなど様々な症状が現れます。

その湿邪に対して、身体の循環を良くする、はり・きゅう・マッサージがとても効果的です。

 

お悩み、ご相談がございましたら是非、太陽鍼灸整骨院までご連絡下さい。

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