サッカーで多い怪我

 

①捻挫

足首の捻挫が挙げられます。

特に足首の捻挫は軽視されてしまいますが、しっかりと治療と筋力トレーニングをしないと再度受傷しやすくなってしまいます。また捻挫は靭帯が伸ばされればどこでもおこりうるので、肩や膝でも捻挫はあります。

受傷してすぐはすぐにアイシングをしましょう!

 

②グロインペイン(鼠蹊部痛)

ランニングやキック動作、起き上がりでの痛みが出ることが症状です。

原因は股関節や体幹部の柔軟性低下、骨盤を安定させる筋力低下、体幹と下半身の協調性の低下が考えられます!

治療としては硬い筋肉を柔らかくすること、弱っている筋肉の強化、体幹と下半身の動きを繋がるリハビリを行っていきます!

 

③打撲

打撲は「打ち身」とも言い、体の一部をどこかにぶつけた場合におきるケガのことで、患部の付近に内出血(あおなじみ、あおたん)ができます。

筋の打撲によって筋に存在する血管が損傷して、出血します。その血液が多量に周囲の筋に触れますと、筋に対して悪い影響を与えることがあり、その悪影響の1つに癒着があります。血液は血管外へ流れ出て、正常な組織に触れると、その正常な組織は血液に触れることにより自分のどこかにキズがついたと判断し、組織内の細胞増殖が生じます。

つまり多量な出血により細胞の増殖が起こり、筋が固くなったり,筋などが癒着という(くっつき)現象を生じたりします。これにより筋が伸びにくくなり(拘縮)、結果的に筋の機能が低下したり、関節の動きが悪くなったりします。筋の打撲後に早期復帰できない症例には、このように出血による影響が大きいのです.したがって,これを予防するには、できるだけ出血量を抑えることが大事であり、それにより、この筋の機能低下や拘縮を起こしにくく、復帰も早くなる訳です。

効率よく出血を抑えるためには、どのようなことが大事なのでしょうか。切れている血管から出血をできるだけ少なくするために、もっとも大事なことは圧迫です。局所を強く圧迫することで、切れている血管の端に圧がかかり、出血量が減少するとともに、止血され易くなります。

アイシングも大事ですが、最優先は圧迫をするようにして下さい‼️

④肉離れ

肉離れは筋肉が収縮しているときに、引き伸ばされるような力がかかることで発症します。筋肉の一部が断裂した状態を指します。

サッカーでは太ももの後ろの大腿二頭筋(ハムストリング筋)、太もも前の大腿直筋に好発します。

筋損傷は試合中でも練習中でも、また疲れていても調子が良くても起こりうるため、全て未然に防ぐことは難しいです。痛くないからといって不十分な状態で復帰すると再発し、治療に時間がかかり長期化してしまう恐れがあります。 さらに肉離れを繰り返すと選手生命に影響するような機能障害を残こす恐れもあり、日ごろから推奨されるストレッチや筋トレを実践して予防に努めていくことが重要です。

受傷した際にはすぐにPRICE処置をして下さい!

 

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太陽鍼灸整骨院

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