西洋医学と東洋医学の考え方の違いについてです。
この季節、花粉症に悩まされている方も多いと思います。
花粉症といえば、西洋医学では花粉を原因とするアレルギー反応と考えるのは、もはや常識と言っても良い考え方ですが、東洋医学ではまったく違った観点から花粉症を診ていました。
東洋医学では「血液の巡り」「水分の巡り」「気の巡り」を重視します。
漢方医学では「気」「血」「水」の3つが体内を巡ることで、生命活動が維持されると考えました。また、これら3つの流れに不調が生じることで病気になると考えました。
この3つのバランスが崩れていくと「何となくだるい」「身体が冷える」など身体の不調を感じるようになると言われています。 東洋医学では、花粉症は身体の水分バランスの異常であると考えます。
鼻水、涙などが止まらない症状からもわかるとおり、花粉症は”身体から水が出ている状態”と考えることができます。 東洋医学には、体内に余分な水分が蓄積している人や、体内の水分の循環が悪い人が、花粉症になりやすいと言われています。
改善法は?
◦水分の摂り過ぎは厳禁 。大切なことは、水分代謝を促進することです。その為に、余分な水分を摂取しないことが大切です。 ジュースや果実など水分を多く含んだものは控え、発汗作用のある香辛料を積極的に摂りましょう。 水分の摂り過ぎは、花粉症の花粉症の症状を悪化させる原因と考えられています。特に午後に水分を摂り過ぎると、翌日、鼻水や鼻づまりの症状が重くなるので注意が必要です。深酒などはもってのほかです。
◦身体の冷えを改善する 単純ですが、冷やさないことです。特にお腹が冷えると、排水機能を担う「肺」「脾」「腎」といった臓器の働きも鈍くなってしまうので、腹巻をするなどして、お腹を冷やさないようにしましょう。
だいぶ要約して書きましたが、もっと簡単に言うと、東洋医学では「身体の循環を良くすること」が大切です。
「身体の循環を良くする」には、はり・きゅう・マッサージがとても有効です。
お悩みがございましたら是非、太陽鍼灸整骨院までご相談下さい。