真冬の熱中症に注意です。

寒い日がまだまだ続いています。

こんな時期はお風呂でゆっくり温まりたいものです。

ですが、お風呂も入り方を間違えると危険な事をご存知ですか?

入浴中に救急搬送される方は、浴槽内で発見された時には高体温になっており、体温が低下すると症状も改善していきます。夏に多く経験する熱中症と同様の病態です。入浴という暑熱環境で体温が上昇し、熱中症となり、脱力したり失神したりして溺れてしまうというのが入浴関連死の病態と考えられます。実際のところ、浴室内死亡はお風呂の設定温度が42度を超えると増加します。

寒い時期は特に、熱いお風呂につかりたくなりますよね。気持ちはとてもよく理解できますが、温度設定を見直していただければと思います。何度だったら大丈夫なのかという疑問がわくと思いますが、41度のお湯であれば、10分間入っても体温は38度以下に保たれるようです。風呂の温度を42度以上にするときは、入浴時間を短時間にするなど考えた方がよさそうです。

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