寒い日が続く中、皆様体調の程いかがお過ごしでしょうか?
普段はない膝の痛み、それは寒さが原因にあるかもしれません。
寒くなると血液の流れが悪くなり、関節周りの筋肉が拘縮し、筋肉や軟骨の機能がスムーズに働かなくなり、痛みを発すると考えられます。
軟骨のクッション機能が低下すると、変形性膝関節症になってしまいます。
寒い時期だけ膝関節に痛みを感じる方でも、実は普段から膝の調子が悪い場合が多いです。
変形性膝関節症は、関節軟骨がすり減って、痛みや腫れが生じる病気のことです。
軟骨のすり減りは、5年~10年という長い期間をかけて進行し、症状は徐々に重くなっていきます。
①軟骨や半月板が擦り減る。
②骨片が滑膜を刺激し、炎症を起こす。
③関節液が異常に分泌される。
膝関節を覆う関節包(かんせつほう)という膜の内側に炎症が起こるため、黄色味がかった粘り気のある液体が分泌され、いわゆる「膝に水が溜まった」状態になります。
④大腿骨と脛骨が、ぶつかり合う。
膝関節のすき間が狭くなり、大腿骨と脛骨がぶつかり合うことで、主に内側の骨がすり減ったり欠けたりし、足がO脚に変形してしまいます。
一度すり減った軟骨は元に戻ることはありません。
できるだけ早く治療を始め、進行させないことが大切です。
寒さと共に膝に生じる違和感や痛みの原因は、変形性膝関節症かもしれません。
心当たりのある方は、ご相談くださいませ。
池上太陽鍼灸整骨院