血行不良性の腰痛には様々な原因があります。
●筋力不足で腰がすぐに疲労している
もし腰周辺の筋力が不足していると通常では耐えられる負荷でも筋肉疲労を起こします。疲労した筋肉は血行不良となり、筋肉痛を起こすのです。普段行わない動作や作業をした後の腰の痛みはこれに該当します。
●加齢や姿勢の悪い生活習慣による腰の筋力低下
筋肉は使わないでいると細くなり筋力が低下します。また年齢が進むにつれて筋力が弱ることがあります。このような原因で腰の筋肉が徐々に弱まり、通常では痛くならない動作でも腰の筋肉が疲労やこりを起こし、腰に痛みが出ることがあるのです。 また一般的に座っている姿勢や中腰の姿勢は腰椎周辺の筋肉が機能しにくくなり、腰椎への負担が大きくなります。このような姿勢を長時間とると、腰痛になるリスクが高くなるのです。
●身体が冷えて筋肉が固まる
冬の寒さで身体が冷えてくると、人体は身体を守るために血管を縮めて血流を減らし、血流を内臓に集める傾向があります。そのため寒さで身体を動かさないでいると、筋肉に回る血流が低下するのです。そのような状態で急に腰を動かそうとしてもすぐに伸びず、痛みが出てしまいます。
●精神的なストレスも血行不良になる
精神的に問題があると腰痛になることがあります。これは過度のストレスは交感神経を活性化させ、血管を縮めてしまうのです。したがって、精神的なストレスが重なると腰の筋肉への血行が悪くなり、腰に痛みを引き起こします。
血行不良による腰の痛みは体を温める、軽いストレッチをするなど血行をよくすることで痛みが和らぎます。
寒さにより血行不良性の腰痛が多い季節を血行を良くして乗り切りましょう!