①「揉んでもらったら、あとはぐっすり眠りたい」はNG。
凝りは、筋肉が固まり、血流が阻害されることで起きる。それを揉みほぐして、正常な状態にするのがマッサージだ。しかし、施術が終わったあと、そのまま放置しておくと、カラダは元の状態に戻ってしまう。
だから、マッサージした後ですぐに眠ってしまうのは、いただけない。終わったら、凝っていた場所を動かすことが大切なのだ。
肩が凝っていたなら、マッサージ後に、しばらくグルグル回すのでもいい。動かすことで、さらに血行が良くなって、小さかった可動域も広がってくれるのだ。
⓶「つらいと思ったそのとき、やってもらうのが一番」はNG。
食後は食べ物を消化するために、血液が内臓に集まる。こんなときにマッサージをすると、血行が促進されて、血液が全身に散ってしまい、食べ物が消化されにくくなる。
また、全身の組織も柔軟性を失っているし、血液粘度も上がっているので、マッサージの効果も出にくいだろう。さらには、仰向けから、横向きに、そしてうつ伏せというように、マッサージでは体勢がころころと変わる。これによって、気分が悪くなってしまうこともあるのだ。
ベストタイムは食間。気分よくカラダを再生できる。
③ 「デスクワークの疲れは、その日に揉みほぐす」はNG。
デスクワークでの疲れ。これは、筋肉がずっと使われないために硬くなり、血液の循環が悪くなったことで起きる。
もちろん、マッサージはこのような状態に対応してくれるが、それ以上の効果を得られる方法がある。それが、運動なのだ。じっとしていた筋肉を積極的に働かせるのである。
仕事が終わって、疲れたと思ったら、近くの公園で歩いてみよう。それだけで血流は良くなり筋肉はほぐれ、何より気分もスッキリする。動いていなかったものは動かす。これが、一番有効な対処法なのである。
このように、マッサージを受けるのにより効果的なタイミングがありますね。
分からないことがあればスタッフに気軽に聞いてみてください。
太陽鍼灸整骨院