- 夏休みに入ってスポーツの練習が増える時期です。
今回は野球肘の予防についてです。
以前にも掲載した通り野球肘というのは肘の内側に痛みが出るスポーツ障害の総称ですので、野球以外のスポーツでの肘の痛みにも有効です。
まず代表的な予防法は肘の筋肉のストレッチです。
これは手首を曲げたり反らせたりすることでストレッチを行います。
それに加えて股関節のストレッチ、肩甲骨のストレッチも重要です。
投球動作というのは、下半身→体幹→上半身と連動していく運動なので股関節と肩甲骨の柔軟性がとりわけ大事になるのです。
股関節と肩甲骨が柔らかいと肩や肘にかかる負担が大幅に軽減できるので肩や肘を痛める予防になるのです。
とくに小学生のうちが最も肘を痛めやすいので、早いうちから柔軟性を高める訓練をしたほうがよいでしょう。